給付金支給の流れ


給付金もう1つ、B型肝炎の集団感染に対する給付金を受け取る場合に弁護士の力を借りることが効果的になる理由として、この給付金の支払いのための手続きが特殊な内容となっていることを挙げることができます。それでは、実際に給付金を受け取るための流れとしてどのようなことを行う必要があるのかについて紹介します。

最初に紹介するのは、証拠資料の収集です。これについては医療機関などに請求を行って資料を集め、自分の病態と、その感染経路についての証拠を用意する必要があります。この証拠を用意することができたら、次に行うべきなのが「国家賠償請求訴訟」です。給付金という名前を摂っていますが、実際には国に対して訴訟を起こし、その和解の内容として支払われる仕組みとなっているため、ハードルが高いものとなっています。

この国家賠償請求訴訟の内容として和解協議が行われます。和解協議の中で追加資料の提出が必要になるケースもあります。その結果として救済要件を満たしていることが判断された時に初めて和解が成立して給付金が支給される仕組みとなっています。国家賠償請求訴訟という仕組みをとっていますが、一事不再理の原則により、同件に於ける請求を再び行えないようにするためです。